夏の夕暮れ、幻想的に輝く江の島。
賑わいあふれる夏の江の島で愛され続けるイベント、江の島灯籠。1000基の灯籠が島内に点されるなか、ダイナミックな照明演出を中心としたインスタレーション「光の絵巻」を、このイベント期間に合わせて公開しました。
2021年からベルベッタ・デザインが手掛ける本作品は、江の島灯籠の期間に合わせて毎年公開し、回を重ねながらそのデザインを進化させ続けています。5回目の公開を迎えた2025年は、江の島シーキャンドルの麓に広がる公園施設“江の島サムエル・コッキング苑”のエントランスゾーンにもエリアが拡大しました。
メインエリアである江島神社の瑞心門では、今年も江の島誕生の物語である伝承『江島縁起』の世界観を鮮やかな光で描き出し、風光明媚なこの地を照らす「月」のモチーフが新たに登場しました。またその先に続く辺津宮には、風にたなびく羽衣のような薄布に江の島を描いた浮世絵の数々が映し出される新演出をデザイン。境内を吹き抜ける海風が、優しく涼やかに光る布を揺らしました。
瑞心門、石段、辺津宮、そして江の島サムエル・コッキング苑まで、豊かな夏の海と緑に囲まれたこの場所の魅力を、全身で感じることができるインスタレーションです。









