鎌倉 長谷寺 本尊造⽴1300周年記念事業 光のインスタレーション - あまねく光 -

2022.11.18 – 11.27

INSTALLATION

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書物「相州鎌倉海光山長谷寺事実」などに学び、

養老5年(721)年に制作されたと伝わるご本尊の十一面観世音菩薩像とその「観音信仰」、

そして長谷寺の長い歴史からさらに続く未来への物語を、

切り絵のスタイルを用いた光のインスタレーション「―あまねく光―」として演出・表現しました。

ご本尊造立から今に至るまで、1000年の時を越えて人々をやさしく包み込むように照らし続けてきた観音さまの光が、

さらに輝きを増し、どこまでも拡がる“あまねく光”となって未来を照らし続けるというストーリー、

そしてその世界を光で最大限に美しく表現したデザインとなっています。

悟りを得ること約束されながらも菩薩として働く観音さまの姿をあらわすとされている、

今にも咲きそうな蓮華のつぼみ「未開敷蓮華(みかいふれんげ)」をメインモチーフに、つぼみが膨らみ、

華やかな色彩をまとい、花開く姿を通して、観音さまが照らす荘厳で幻想的な光の世界へ誘います。

また、

アジサイ寺の別称で多くの人々に愛されてきた長谷寺の代表的な花「アジサイ」をモチーフにした演出も実施しました。

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